心筋梗塞や狭心症の治療法のひとつ「バイパス手術」は、心臓を動かしたまま行う方法が中心です。
10年程前までは、心臓の動きを一時的に止め「人工心肺」を使って手術をしていました。
しかし、最近では人工心肺を使わずに心臓が動いている状態で手術を行う「心拍動下バイパス手術」が主流になっています。
人工心肺を使用しないことで、心臓の筋肉へのダメージが少なくて済んだり、輸血をする頻度が少なくて済むといったメリットが得られます。
心筋梗塞の手術のバイパス手術には、MIDCAB(ミッドキャップ)、OPCAB(オップキャップ)の2つの方法があります。
MIDCABは、切開する範囲が小さいので、患者さんの体にかかる負担が比較的に少なくて済みます。
OPCABは、胸骨を15?20cm縦に切開して、心臓全体が見えるようにして手術を行います。