心筋梗塞や狭心症の手術の選択には、治療後の生活や、手術の危険度などを考慮して決める事が大切です。
心筋梗塞や狭心症の「バイパス手術」は「カテーテル治療」より患者さんの体への負担が大きくなります。
しかし、バイパス手術は1回で済むのに対し、カテーテル治療は再狭窄などにより数回にわけて治療が行われます。
またバイパス手術は、カテーテル治療の薬剤溶出性ステントによる治療のように、長期間薬を飲まずに済むというメリットもあります。
その事で別の病気で手術を受ける場合に、薬を調合しなくても済むのです。
緊急ではなく、予定をして手術を行い、さらに心臓の機能が正常な場合は、手術による死亡率は1?2%とされています。
75歳以上の高齢者、脳卒中を起こした事がある人、糖尿病の人、心臓の機能が悪い人などは手術の危険度が高くなります。
バイパス手術を出来るだけ安全に受けるための選択基準に、手術実績の多い病院を選ぶというのが1つあります。
さらに、手術の方法、人工心肺使用の有無、手術のメリットやデメリットなどを担当医によく確認し、自身で納得したうえで手術を受けることが大切です。